CONCEPT
ブランドコンセプト
ブランドコンセプト
やさしい大都市
A Big City that Cares
ずっと住んでいる人も、一度、名古屋を離れた人も。賑わいが好きな人も、落ち着いた雰囲気が好きな人も。夢を追いかける人も、自分の時間を大切にする人も。日本の真ん中で、いろんな人や文化を受け入れてきた名古屋は、一人ひとりを大切にし、応援するやさしさがあります。
居心地がいいのは、居場所があるから。住み続けたくなるのは、温もりがあるから。人の役に立つモノづくりをするのは、「日常」を支えたいから。サービス旺盛なのは、目の前の人をよろこばせたいから。
いろんなものを足し算し、たくさんの「名古屋発祥」が生まれてきたのは、大きなこころがあったから。
ときどき「なんでもあり」とか「オリジナリティがない」とか言われることもあるけれど、ぜんぶ大切にしたいと思うから、どうしようもない。でも、それがひとつの名古屋の誇りなんだと気づきました。
このたび、名古屋は名古屋を自慢します。
機能性や効率ばかりが追い求められがちな大都市において、名古屋の素晴らしさは、そのこころにある。さりげなく、かっこつけることなく、ゆとりがあって豊か。名古屋で送るそんな毎日を、もっと日本中、世界中に伝えよう。
そして、住みたくなる、働きたくなる、訪れたくなる、応援したくなる、誰もが憧れるまちへ。やさしさを、力にして。
ブランドスローガン
やさし、あたらし、大名古屋
Open hearts,endless possibilities
ブランドロゴ

なごやの「な」と「やさしさ」を象徴する「ハート」を掛け合わせたデザイン。
マークを回転させることで、よりハートに見える遊び心あるデザインです。
左上には、名古屋市民になじみ深い「まるはち」をあしらい、あえて「とめ」や「はらい」をあべこべにすることで、そういったユニークさを許容し、楽しんでくださる名古屋市民のこころの大きさを表現しています。
包み込むようなあたたかさや、これからも名古屋が変わっていくという革新性や力強さを、赤みのあるオレンジ色(柿色)で表しています。
ブランドロゴの利用について
個人での利用かつ営利目的でない場合には、名古屋の魅力の普及啓発に資する媒体などで無償で使用することができます。
ブランドロゴを企業・団体で利用する場合や営利目的での利用を希望する場合は、フォームにてお問い合わせください
名古屋の「やさしさ」とは
豊かさやゆとりがもたらす
「大きなこころ」
寛容さ、受け入れる大きな心。経済的なゆとり、選択肢が多い豊かさ。子育て・教育環境のよさ。
人の日常を支える商品やサービスの多さ。
モーニング文化に象徴される“人に喜んでもらいたい”というサービス精神。居心地の良さ、温もり…
最高の日常を送ることができ、多くの市民が住みやすさに満足している名古屋。
様々な文化を受け入れ、足し算し、独自の文化や「名古屋発祥」を生み出してきた名古屋。
かっこつけることなく、自然体で生きられる名古屋。
そんな素晴らしい都市を築き上げてきた源泉は、
豊かさやゆとりがもたらす「大きなこころ」であり「やさしさ」です。
都市機能も揃い、利便性も高い大都市でありながら、寛容で人を想うマインドが根付いている都市。
名古屋はこれからも「やさしさ」を力にし、新しいモノ・コトを生み出していきます。
一人ひとりもすごい、
皆集まったらどえりゃあすごい街
僕が出身地の魅力をもっと国内外に発信したいと2019年から5回にわたって続けてきた、BEAMS JAPAN「大名古屋展」でご一緒する企業・団体の皆さんは業種も領域も多種多様。
名古屋のことを知ったつもりでいたけれど、毎回その奥深さ幅広さ、それを生み出し応援してきたこの土地のやさしさに自分自身が改めて魅了され、ますますトリコです。
「一人ひとりもすごい、
皆集まったらどえりゃあすごい街」
名古屋のモノ・コト・ヒトにこれからも光を当て続けていきます!

PROFILE
名古屋市出身。日本各地の魅力に光をあて、発信する事業BEAMS JAPANのリーダーであり、「大名古屋展」の発起人。
スポーツとファッションのかけあわせでスポーツカルチャーをプロデュースするBEAMS SPORTSも担当。
持ち前のユニークな企画力・発信力・コラボ力を活かし、ファッション×地域×スポーツの可能性も追求している。
名古屋の魅力は
「やさしさ」と「温かさ」
名古屋の喫茶店の娘として生まれ、モーニング文化とともに育ち、名古屋駅の百貨店で20年以上勤務した私が感じる名古屋の魅力は「やさしさ」と「温かさ」
お節介なほど世話焼きで、情に厚く、見返りを求めずに惜しみない応援をしてくれる。
だから私は名古屋で挑戦し続けたいと思う。名古屋が好きだから。

PROFILE
名古屋駅の百貨店 ジェイアール名古屋タカシマヤで15年間広報を担当。
「日本一露出する百貨店」を目標に、テレビ取材を年間500件近くへと導く。
『PRの力で人や企業のステージを上げたい』との思いから2023年に独立起業し、
現在は、企業の広報内製化や広報担当者育成を支援。
名古屋は暮らすにやさしい、
ええ街
「名古屋にいると緊張しないで過ごせる」。
私の子供(すでに社会人)の言葉だ。これは名古屋をディスっているのではなく、むしろ褒めている。入口からして客を選別するかのような店は少なく、店も働く人もアットホームだ。スーパーには、上下ジャージ姿のような人たちが普通にいる(私の兄貴もだ)。スーパー銭湯では多くの人がノーメークで館内でくつろいでいる(なので娘も無防備でいられる)。常に人の視線・評価を意識せざるを得ない東京は緊張の街だと感じる。
名古屋を離れて約40年だが、改めて名古屋は暮らすにやさしい、実にええ街である。戻ってきたいなあ。

PROFILE
名古屋の酒屋の息子として生まれ、人生に大切なことは、つボイノリオさんのラジオから学んで育つ。中日球場時代以来の筋金入りの中日ドラゴンズファン。
金融系総合研究所、外資系コンサルティングファームを経て現職。
著書「不機嫌な職場」「本物のリーダーは引っ張らない」(共に講談社)など
インタビューページ
名古屋の皆さんは、このまちを自然体でポジティブにとらえていらっしゃると感じます
スタジアムではいつも平均27,000人を超える方の大声援の後押しをいただき、選手はより高いパフォーマンスを発揮できるとよく語っています。
試合に勝つときはもちろんのこと、苦しいときも含めて熱いサポートをいただく”グランパスファミリー”の包容力がクラブに不可欠な力です。
名古屋の皆さんは自分たちの住むこのまちを自然体でポジティブにとらえていらっしゃると感じています。
グランパスはそんな名古屋の文化として、市民の方の大きなこころの中に自然に置いていただける”まち一番のクラブ”になれるよう、このまちとともに成長していきたいと思います。

PROFILE
名古屋をホームタウンとするプロサッカークラブ「名古屋グランパス」の社会連携を担当。さまざまなステークホルダーとグランパスとの協働による、まちの活性化に取り組む。
会社名の「グランパス」は鯱・しゃちほこ、「エイト」は名古屋市章の「八」が由来。
心の底から「やさしさがある」と胸を張って自慢できる大都市は、
名古屋だけなんじゃないか
人が住む場所を決めるとき、訪れる場所を探すとき、重要視するのは「利便性」や「機能性」だけでしょうか。その地域で触れ合う人々、立ちならぶお店の雰囲気やまちの空気感など、「このまちがいい」と思える要素に情緒的なものは少なくありません。
名古屋市は、日本でも指折り数えるほどの大都市です。なんでも揃っているがゆえに「コレ」といったイメージは湧きにくい。でも、心の底から「やさしさがある」と胸を張って自慢できる大都市は、名古屋だけなんじゃないか。
「やさしい大都市」というコンセプトに込められた本質的な名古屋の価値は、効率や機能性が追い求められがちな世の中で、時代の一歩先をゆく価値になると思います。

PROFILE
企業のブランディング(経営理念など)の策定や事業・商品・サービスのブランド構築から戦略策定の経験を経て、近年は日本の各地域のブランディングも手がける。2024年4月より名古屋市のブランディング統括を担い、コンセプトの策定、ワークショップのファシリテーターや職員研修などの講師を務める。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員
パラドックスサイトPICK UP
名古屋を「優しく、包容力のある街」と表現していただいています。

※掲載にあたって許可をいただいています。